30分でビジネスアイディアを作る方法!4つのフレームワークで誰でも簡単にアイデアを作る。
起業したいけどどんな事を事業にすれば良いか分からない。
そもそも皆どうやってアイデアを生み出してるんだろう?
そんなあなたの為に今回は“30分でビジネスアイデアを作る方法”をお話しします。
今回めちゃめちゃ使えるフレームワークがいくつか出てくるので、是非最後まで読んであなたのビジネスをどんどん生み出して欲しいと思います。
では早速やっていきましょう !
世の中にはビジネスチャンスが石ころの数ほど転がっています。
起業=難しいもの。
まずはこのイメージを捨てましょう。
フレームワークに沿って考えていけばビジネスアイデアは誰にでも簡単に作れます。
起業のタイプは大きく分けて2種類に分けられます。
①解決型
②趣味・特技型
それぞれ違った方法でアイデアを作っていくので、一つずつ順番に見ていきましょう。
1.解決型で作るビジネスアイデア
解決型は社会の不から事業を考える起業のモデルで、日常生活で感じる不安、不満、不効率などを解決する為のビジネスです。
アイデアの導き方のポイントは“要素分解”と“他者意見のヒアリング”です。
この“要素分解”と“他者意見のヒアリング”に関するフレームワークは、以前の記事でそれぞれ詳しくお話ししているのでまだ読まれていない方は一度目を通してみてください。
『起業したい人は必見!ニーズを捉えたビジネスを作るただ一つの方法!』
『論理的思考でサービスを作る!意外と簡単に理解できる0からの事業の作り方!』
今回はそれに補足する形でビジネスアイデアを作っていきます。
まずは日常生活で感じる“不”にはどんなものがあるのかを考えてみます。
1日をカテゴリで分けると大きく3つに分けることができます。
- 睡眠
- ライフ(プライベートな時間)
- ワーク(仕事の時間)
ここでは“睡眠”中のことは一旦置いておいて“ライフ”と“ワーク”の時間に感じる不について普段感じているものを書き出していきます。
例えばこんな感じで。

ここで書き出した不について10人にヒアリングを行い、最も“不”に感じている人の多いものを1つ選びます。
その選んだ不について次のフレームワークを使ってアイデアを詳細にしていきます。
例えばここでは“満員電車”について考えてみます。

まずは満員電車の不を何で解消するか?これが図の“WHAT”の部分に当たります。
解決策になりうる“WHAT”をとにかく思いつく限り沢山書き出してみて、その中から一つ(ここでは通勤バス)に絞ります。
次に、一つに絞った“WHAT”をどのように提供するか?
“HOW”の部分をこれも思いつく限り書き出してから一つ(定額制)に絞ります。
課題の不から“拡大”→“収束”→“拡大”→“収束”の流れで詳細にしていきます。
この流れで一つビジネスアイデアができました。
“定額制の朝食付き通勤バスサービス”
これ前回の記事でもお話しした “YUGA×ネスカフェ”の通勤バスで実際に運行されたビジネスです。
このようにフレームワークに当てはめて考えるだけで簡単にビジネスアイデアを作ることができます。
これなら誰でも簡単にビジネスアイデアがれそうじゃないですか?
- “ライフ”と“ワーク”に潜む不の洗い出し
- 拡大→収束→拡大→収束でアイデアを詳細化
2.趣味・特技型で作るビジネスアイデア
もう一つの趣味・特技型は複業でビジネスを始める人にはオススメのビジネスタイプです。
なぜなら本業で生活に必要なだけ稼げていれば、自分が楽しいと思えることをお金の心配なしで思う存分できるからです。

この趣味・特技型のビジネスアイデアで大切なのは、“A”と“B”を掛け合わせてABを作ると言う考え方です。
今の時代、全く世の中に存在しないビジネスを1から生み出すのはほぼ不可能です。
なので次の3点に注意しながらアイデアを作っていきます。
- 新しいアイデアを探すな
- 情報と情報のつなぎ合わせ
- とにかく情報に触れる

世の中にある既存のもの同士を掛け合わせたところに、ビジネスチャンスはできるのです。
ではここで少しアイデアを考える練習をしてみましょう。
例えばあなたは筋トレが好きな人だとします。
フィットネスジムでの起業を考えています。
事業アイデアを創り出してください。
少し時間をとって考えてみてください。。。
はい!
良いアイデア浮かびましたか?
例えばこんなのはどうでしょう?

暗闇の中を爆音の音楽を聴きながらサンドバックを夢中で打つ!
ちょっと興味湧きませんか?笑
このフィットネスジムは実在するビジネスなんですが、楽しみながらフィットネスできる新しい形として人気があります。

この掛け合わせのビジネスのポイントは、軸足を本業でない方に置くことです。
フィットネスジムとしての打ち出しよりも、“暗闇で爆音の音楽で”という方を強く打ち出して認知を広げる方がより効果的になるのです。
この“何かと何かを掛け合わせる”ビジネスモデルで有名なのが“TSUTAYA×スターバックス”です。
本が売れない時代に、カフェと掛け合わせてあえてコーヒーに比重を置くことで、コーヒーを飲むついでに本を買ってもらうチャンスを作るという戦略です。

『なるほど確かにこのビジネスの作り方良いな』と思った人も、実際に自分でこの掛け合わせを何と何にするかを考えるのって難しく感じませんか?
これもフレームワークがあるので大丈夫です!

またまたフレームワークに当てはめて行くだけで、“何”と“何”を掛け合わせれば良いかが分かります。
①WANT,CAN
あなたが好きなことややりたいこと、またはできることを入れます。
②WHO
どんな人が①を利用するのかを書き出します。
③WHY
なぜそれを利用するのかを書き出します。
④WHAT ALSO
②の人は他にどんなことに興味があるかを考えて書き出します。
全て書き出せたら①×④でビジネスアイデアは完成です。
①が本業で④が掛け合わせる相手、付加価値になり得るものです。

この④が付加価値となって、フィットネスジムの競合他社と完全に差別化を図ることができビジネスの成功率がグンと上がります。
既存のものを掛け合わせて新しい価値を作る
3.まとめ
ここまでビジネスアイデアの作り方を実際に見てきてどう感じましたか?
フレームワークを理解してこの通りに作っていけば案外簡単にアイデアは生み出していけます。
最後に今日のポイントをざっとまとめておきます。
- ビジネスは大きく分けて2つ、解決型と趣味・特技型。
- 社会の不を見つけ、拡大→収束→拡大→収束でアイデアの詳細化
- 既存のものを掛け合わせて新しい価値を作る
ビジネスを始める入り口であるアイデア作りのハードルが下がったことで、起業が現実的な選択肢となった人も多いと思います。
ちょうど僕自身も今現在ビジネスアイデアを練っている最中で、ここ数日はずっと頭の中で今回のフレームワークがぐるぐるしています。
でもその過程が楽しいから起業したいって思えるんでしょうね。
同じように起業を目指すあなたが、この記事を読んで少しでも前進できれば嬉しいです!
ありがとうございました!
※この記事はMUPカレッジで学んだ内容を僕自身の考え方を通して書かれています。
©TAKAKI TAKEHANA
とてもわかりやすくまとめられていますね!!私、ノートを取ったのに最後上手くまとめられずでした。参考にさせて頂きます!ありがとうございます。
ありがとうございます!!僕もノートにとってもなかなかまとまらなくて何回も書いては決してを繰り返しています。
長く説明してしまう癖があるので最初に書いた下書きをめちゃくちゃ削りまくって仕上げています。
凄い見やすいです!